2010年8月11日水曜日

「漢の花園」Vol.3 葉月

梅窓会ブログをご覧のみなさま、残暑お見舞い申し上げます。
今年の夏は本当に暑い!8月は梅窓会事務局も夏季休暇。
しかし、広報部会には当コーナーがある!というわけで学園を目指せば聞こえてきたのは日校夏の名物、猛烈な蝉しぐれと練習に励む運動部員たちの元気な声・・・。
さあ、首にタオルを巻きつけて学園の森に分け入りましょう。

ユリ①(百合:ユリ科)
どうです、見事でしょう・・・。保健体育科の村永先生が植えたものを営繕の水野さんが丹精込めてお世話されたものだそうです。
写真に写っているブルーの紐が大輪の花を支えていますね。野趣あふれる日本学園の森ですが、そこには先生や職員のみなさん、生徒たちの愛情を注がれた草花も数多く咲き誇っています。純白の百合は漢の花園にすっくと立つ夏の麗人のようでした。     クリックするとポップアップします。

ユリ②(百合:ユリ科)
百合の仲間は北半球の温帯地域を中心に約100種類あり、日本には15種類が自生しているそうです。この紅い百合は園芸品種でしょうか。機会があれば村永先生にお聞きしたいものです。
百合の花は球根が食用になる種類のものもあります。さらに魅惑的なのがその香り。なんとも表現できない夏の生命力を感じます。夢中で撮影しているうちに、なんだか体がスッキリしてきました。

ヒルガオ(昼顔:ヒルガオ科)
夏といえばアサガオですが、実はアサガオも「ヒルガオ科」の仲間。
本家は昼なのかもしれません。この花もアサガオ同様に蔓を伸ばして育っていきます。しかし、アサガオのような華やかさがないため、人間が過保護に育ててくれるはずもなく・・・仕方なしに周囲の草木に取りつき、控え目な花を咲かせます。
炎天下に淡い桃色の花をさらして熱風に揺れるヒルガオ。その逞しくも謙虚な姿が僕は好きです。

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙:アヤメ科)
別名「モントブレチア」。ヒノキで作られた扇のように見える葉と水仙に似た小ぶりの花から「姫檜扇水仙」だそうです。なんだかややこしいネーミングです。もともと園芸品種として来日したとのことですが、生命力が強く、今ではあらゆるところで見かけるようになりました。
この美しい群落は体育館から下の校庭に下りる階段の植え込みのもの。
中学棟横の林にも咲いていました。鮮烈なオレンジが盛夏を思わせます。 

広報部会 S56卒 永澤

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