2013年6月30日日曜日

「漢の花園」Vol.37水無月

こんにちは、「漢の花園」です。おかげさまで梅窓会ブログは訪問者総数10万人を達成いたしました!苦節3年、やっとの思いで延べ10万人・・・立ち上げの頃はプレビューは1日100人も行かなったナ・・・それが今では1日300プレビューは当たり前、400越えもあるよ・・・といったうれしい成長ぶりであります。ご支援・ご協力くださった皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。

しかし考えて見れば梅窓会ブログは日本学園OBならびに関係者向けメディアなので、万人の興味を喚起できるはずもなく、ご常連の数にはもともと限りがあるんですね。これ以上伸ばすとしたら巨人軍みたいな存在にならなきゃいけないわけですが、昨今の在校生諸君の文武両道にわたる活躍を見ていると、それもアナガチ夢ではないナ・・・と思うのであります。まずは明大前商店街でファンクラブが結成され、世田谷~杉並南部は老いも若きも日学ファン、という状況に持っていきたいものです。長くなりました・・・今月は母校に咲く紫陽花(ユキノシタ科)四景です。



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 広報部会 S56卒 永澤

2013年6月25日火曜日

お知らせ

本日より不在となりますので
1週間ほどブログ更新をお休みさせて戴きます。




広報部会 ブログ管理人 S37卒 風間

2013年6月24日月曜日

熱い夏へ出陣!硬式野球部・激励会・開催!

7/7(日)開幕の「第95回全国高等学校野球選手権記念大会・西東京大会」!その出陣式を兼ねた「硬式野球部・激励会」が6/21(土)3号館講堂で開催されました!


春季大会では2回戦で強豪・桜美林高校に勝利し、続く3回戦ではBEST16をかけて甲子園出場の常連校・関東第一高校に惜敗したものの、最後まで諦めない気合と根性、そして確かな実力を見せてくれた硬式野球部! 連戦連勝への期待はいま、最高に盛り上がっています! 

 激励の言葉を述べる水野教頭。 

勝利への決意を述べる八木監督。後ろは松岡部長。

 ベンチ入りメンバーの紹介!精悍な表情に期待が高まる! 

今年から試合の舞台は西東京大会へ!西東京大会は昭和56年に「あと一勝で甲子園出場!」へ迫り、準優勝に輝いた、我らが母校にとって相性抜群のフィールド!硬式野球部父母会ではスクールカラーに染め上げた「紫紺友」のTシャツを製作。 選手と家族が一丸となって勝利を誓いました! 

 副将・伴君(高3)

副将・水野君(高3)

主将・神田君(高3)

松岡部長、八木監督のあいさつに続き、ベンチ入りメンバーの紹介、さらに副将・主将が勝利への決意を披露。父母会から必勝を祈念しながら折ってくださった千羽鶴が主将・神田君に託されました!最後に硬式野球部員・応援団によるエールおよび「紫紺歌」を斉唱!7/7(日)初戦の勝利と、その後の連戦連勝を全員で誓いました!

 硬式野球部父母会より主将・神田君に千羽鶴が託される!

硬式野球部員・応援団によるエール!

全員で必勝を誓い、硬式野球部歌「紫紺歌」を斉唱! 
7/7(日)は八王子市民球場にOB全員集合だ! 

「第95回全国高等学校野球選手権記念大会・西東京大会」
日時:7月7日(日)14:00~
球場:八王子市民球場(MAPはこちら!)
http://www.tokyo-hbf.com/map_hachioji.html
対戦:都立八王子桑志高校


梅窓会 広報部会

2013年6月22日土曜日

梅窓会ブログ・訪問者総数100,000人達成!

みなさまのおかげを持ちまして、梅窓会ブログは昨日6月21日(金)、
訪問者総数100,000人を達成いたしました!

2010年春の正式立ち上げから3年間にわたり、梅窓会ブログは、日本学園OBならびに在校生・保護者の皆様、先生方・運営スタッフの皆様、日本学園を目指す受験生・保護者の皆様、そして我らが母校・日本学園を愛する全世界の日学ファンの皆様へ、OB&母校の情報をあらゆる角度からリアルタイムに発信して参りました!

スタート以来、2013年6月21日(金)までにアップした記事は実に780本!(毎月平均・約22本程アップ)、3年間にわたり平均・約1.4日に1回の更新を継続しています。 この同窓会系メディアとしては異例ともいえる情報発信頻度を支えてくださったのは、母校OB・先生方・運営スタッフ・保護者の皆様、そして在校生諸君のご理解・ご協力に他なりません!梅窓会・広報部会一同、衷心より厚く御礼申し上げます!

さらに、この慶事を6/23(日)梅窓会・総会・懇親会の開催直前に迎えることができ、参加OBの皆様へ感謝の言葉と共に報告できることは望外の喜びです。

梅窓会・広報部会は、これからも日学ファンの皆様と共に、愛する母校・日本学園の素晴らしさと、日校健児の誇りを胸に活躍するOB・在校生の群像をリアルタイムに紹介して参ります。さらなるご支援・ご参加をお願い申し上げます! 



梅窓会 広報部会

2013年6月21日金曜日

倶進Vol.76 私の武蔵野歩き13

~玉川上水羽村取水口~

S28年卒 米田利民

あるシニアグループで玉川上水を歩いています。先日は多摩川の羽村の取水口を見学し、玉川上水を山王橋まで歩きました。玉川上水は今から360年前の1653年に玉川兄弟によりたった8ヶ月で完成されました。それまで神田上水などで江戸市民の上水道をまかなっていたものが足りなくなって、新たに玉川上水を作ったのです。それまでは武蔵野台地でも水には苦労していたようです。この地点での海抜は126m、新宿の浄水場(今の新宿副都心)の海抜が34m、92mの海抜の差を43km距離で吸収した技術力には驚かされます。

武蔵野台地で井戸から水を得るために工夫したのがこのまいまいずです。「まいまいず」とはかたつむりのこと、柔らかい土質のためこのようにゆるやかなカタツムリの殻のような道を作ることで壁面がくずれるのを防いだ。直径16m、底面の直径5m、深さ4.3m井戸そのものは直径1.2m、深さ5.9m。石を投げいれたところポトンと音がして水があることが分かりました。鎌倉時代に作られ昭和35年まで使われていました。

玉川上水取水口、左上に多摩川が見えます。
ここから玉川上水が始まります。この地点で海から54kmです。

多摩川の原水の流れ図。第3水門で玉川上水の水量の80%が村山・山口貯水池へ流れます 

玉川兄弟の銅像 

ゆったり流れる玉川上水

2013年6月20日木曜日

OB佐藤正和重孝氏「アート昆虫ワールド」のご案内!

7月6日(土)より、甲虫をモチーフに独特の作品世界を創造する気鋭の彫刻家
OB佐藤正和重孝氏(H3年卒)参加の企画展「アート昆虫ワールド」が
群馬県「高崎市タワー美術館」で開催されます。

彫刻家・OB佐藤正和重孝氏(H3年卒) 

企画展「アート昆虫ワールド」では、昆虫が持つ造形に魅せられた作家の昆虫をモチーフとした作品を展示し、その複雑で魅力的な造形への挑戦と、絵画や工芸の表現の可能性を見ることができます。夏は数多くの昆虫と出逢う季節。作家たちのみずみずしい感性から生まれた昆虫の造形をお楽しみいただけます。

*展覧会名:「アート昆虫ワールド」
*開催期間:2013年7月6日(土)~9月23日(月・祝)
*展示会場:高崎市タワー美術館
*展示時間:10:00~18:00(入館17:30まで)
    金曜のみ  10:00~20:00(入館19:30まで)
*休館日:下記HPでご確認ください。
*観覧料:一般500円・大学生/高校生300円・中学生以下無料
*詳しくはこちら!
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/t/t2013_2.htm

*9月1日にはOB佐藤正和重孝氏による
小学生向けのイベント「ねん土で昆虫レリーフを作ろう」が開催されます!
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/t/event.htm#2013_2

展示予定作品のひとつ

佐藤氏は平成3年日本学園卒業後、東京芸術大学美術学部へ進学し、平成10年同大学大学院彫刻科修了後、彫刻家の道を歩み、現在は山梨県の工房で創作に打ち込んでいます。制作テーマは「古代甲虫文明」。遥か昔の架空文明をイメージし、石やブロンズに生命の息吹を吹きこんでいます。

日本学園入学後、美術の先生との出逢いが彫刻家を志すきかっけとなり、運命を決めたと述べる佐藤氏。その独創的な感性は、自由な校風と自然豊かなキャンパスを持つ母校の影響も大きいと思われます。お誘い合わせの上、ぜひおでかけください。

OB佐藤正和重孝氏HPはこちら!
http://www.geocities.jp/stonebeetle1973/
日本学園パンフレット掲載・OB佐藤正和重孝氏紹介はこちら!
http://www.geocities.jp/stonebeetle1973/nichigaku.htm

梅窓会 広報部会

2013年6月19日水曜日

惜敗!日学バスケ部!インターハイ予選BEST16!

6/16(日)いよいよクライマックスへ突入したインターハイ予選!駒沢屋内球技場は帝都屈指の猛者たちと応援団の熱気で燃えるように熱い!ここまで勝ち上がってきた学校は、東京都高校BEST16位以内に勝ち残った強豪校ばかりだ。今日対戦する早稲田実業学校は日学軍にとって、対戦回数こそ少ないが、なんと1度も勝った事が無い、猛虎もビビる”蛇蝎のごとき天敵”だ!前回強敵・帝京高校をドラマチックな逆転劇で破った勢いに期待したいところだ。日学軍は試合開始直後から果敢に攻め込むが、魔性に抗うかのように本来の力を封じられてしまう。日学軍の武器であるスピード、豊富な練習量に支えられたスタミナをスルッとかわし、それを上回るスピードで得点を重ねていく。附属校は大学生から高度なテクニックを伝授されているのか・・・パスワーク、シュート決定率等見習うべき点が多々ある。危うし日学バスケ部!

     日本学園 早稲田実業学校
1Q         6                15
2Q        19               24
3Q        15               33
4Q        20               27        
合計     65               99

しかし、小兵中心の日学軍も3年生を軸に素晴らしいファイトを見せてくれた。3年生はこの試合で引退となる。前年東京都高校4位にランクされたチームの主力だった3年生が卒業して心配した時期もあったが、東国を代表する強豪校の地位を立派に守ってくれた。よくぞここまで頑張ってくれた!ありがとう!君たちの努力は後輩達に受け継がれていくはずだ。高校生活は3年間、毎年3分の1の生徒が入れ代わっていく。年度ごとに強さの違いは多少あっても仕方がない。これから次年度に向けて新チーム作りが始まる。厳しくも楽しい夏の合宿を経て、秋の大会を目指して猛練習が始まる。東京のチャンピオンへ、そして日本一の高校バスケ部へ!一丸となって戦っていこう!

画像クリックで拡大
大浦コーチから戦略を聞く選手たち

応援に駆け付けた野球部・サッカー部の諸君!
数百人にふくれあがった日本学園・大応援団の声援が駒沢球技場を揺るがす!

敵陣を突き破ってシュートを狙う!


いまだ!ピンチをチャンスに変えろ!

バスケ部OB会・黒川氏と谷川特別顧問も激闘を見守る

シュートが決まった!

バスケ部OB会:   髙橋・黒川・斉藤・上村・望月 
梅窓会運営委員: 浦山・永澤

2013年6月18日火曜日

”夏”への期待!硬式野球部OBも奮戦!!

今月15日、待ちに待った高校野球夏季大会・東西東京大会の抽選会が行われ、初戦の相手が八王子桑志高校に決定(会場・時間未定)。母校チームは春季大会後、豊富な練習量で士気も高く好調を維持しており、我らOBの期待も日増しに高まっています。そんな中、野球部OBの大学・社会人所属チームが5月下旬~6月初旬に相次いで優勝&本大会代表の快挙を成し遂げました。

【大学野球の頂点へ!東京農大北海道野球部監督-樋越勉氏(S51卒)】

樋越監督率いる東京農業大学北海道オホーツクチームが今月11日より開幕となった全日本大学野球選手権大会に出場。初戦・北海道対決となる道都大学との試合を7-3で破り、見事2回戦に進出、名実ともに北海道No.1となりました。同チームは春の北海道学生・春季リーグ戦において、9勝1敗の好成績で優勝、昨秋からの連覇達成しています。選手には、平成21年・夏季大会のエースであった田中貫太投手(H22)、豪打で鳴らした竹内利文選手(H23)も在籍。3年生の竹内選手は今リーグ戦に出場し、効果的なヒットを放っており、今後の活躍が大いに期待されています。大会は翌日、2回戦で奈良県の天理大学と対戦し惜しくも0-3で敗れましたが、今秋のリーグ戦を勝ち抜き、再び神宮球場の舞台に登場してくれることを祈念しております!
樋越勉氏(右端・2012.1.14野球部OB会にて)

竹内利文選手(右から2番目・2010.6.26梅窓会懇親会にて)

2013.6.11全日本大学野球選手権大会記事

樋越氏と竹内選手は、八木監督とともに3年前の梅窓会懇親会にご参加いただき、会員との交流も大いに深めております。みなさまどうぞご声援よろしくお願いします。


【都市対抗ホームラン新記録への挑戦・ホンダ-西郷泰之選手(H3)

昨年の都市対抗野球に出場、初戦の対TDK戦で歴代1位タイとなる14本目のホームランを放った西郷選手。今月7日に今季都市対抗南関東大会予選決勝が行われ、所属チームのホンダが日本通運を5-1で破り第一代表として本大会出場を決めました。来月より、いよいよ第84回都市対抗野球本大会が開催され、前人未到のホームラン記録更新に挑戦します。西郷選手は記録もさることながら、チームプレーに徹し真摯に野球に取り組む姿勢が共感を呼び、メディア各局に取り上げられ絶賛されています。

西郷泰之選手(2011.1.29日本学園硬式野球部創部100周年祝賀会にて)


社会人野球ドットコム インタビュー
ホンダ  西郷康之
http://bb-nippon.com/ab/interview/785-intvw2012/6463-20120323no5

http://bb-nippon.com/ab/interview/785-intvw2012/6463-20120323no5?page=2


2012.7.17スポニチANNEX記事
巨人・長野も一目置く39歳!西郷さん最多タイ14

2013.4.3二宮清純-SPORTS-COMMUNICATIONS
“ミスター社会人”西郷にも栄誉賞を

2013.5.22二宮清純-SPORTS-COMMUNICATIONS
都市対抗記録を狙う、現役“ミスター社会人”~西郷泰之~

日学魂で頑張る硬式野球部&OB!今夏の活躍が見逃せない!

梅窓会広報部会

2013年6月17日月曜日

速報! 日学バレーボール部、インターハイ予選 ベスト16

日本大学鶴ヶ丘高校/駿台学園高校との試合レポート。

●6月16日(日)インターハイ東京都予選(2日目)が、JR中央線東小金井駅近くの東京電機大学高校体育館行われました。朝方は小雨が降っておりましたが午前10時ごろにはすっかり雨もやみ、薄日も差しはじめ梅雨の合間の爽やかな日曜日となりました。我が日本学園バレーボール部の最初の対戦相手は日本大学鶴ヶ丘高校(日大鶴校)。日本学園はシード校であるので第4試合目で午後2時過ぎからスタート。OB、バレーボール部の父母も応援に駆けつけています。コートでの日本学園チームは落ち着きある濃紺のユニフォーム、対する日本大学鶴ヶ丘高校は赤のユニフォーム。共に最寄り駅が明大前であり、駅を挟んで南と北との対戦となりました。この試合で勝ち上がると、休憩を挟んでベスト8を賭けて東京のバレーボール強豪校と対戦するという非常にハードな戦いとなります。しかし次戦に備え体力を温存しておかなければならないことも十分考えた戦術も必要ということになります。

●試合はパワー、技術ともに勝る日本学園が終始試合をリード。時間差、フェイント、強烈なアタックなど色々な攻撃を組み立てて点差を広げていきます。さらにサーブでの得点、ブロッカー(相手のアタックをジャンプして止める技)でも点を追加、第1セット、第2セットともに日本学園が大きくリードし、難なく勝利。ベスト8を賭けて駒を進めた。そして15分の休憩を挟み強豪校駿台学園と対戦することとなった。

      第1セット  第2セット  合計
日本学園   25     25    50
日大鶴校   12     12    24

●駿台学園との試合が始まった。コートでの日本学園チームは白のユニフォーム、対する駿台学園は青のユニフォーム。この相手チームは強烈なパワーがありそうだ。身長、体格ともに日本学園を越えている選手が多い。よく集まったものだ。なにしろでかい選手が多く圧倒される。選手たちはメンタル面で負けなければよいがと一抹の不安が頭をかすめる。そして悪い予感は的中、強烈なアタックで攻め立てられる。日本学園は前の日本大学鶴ヶ丘高校戦で見せたような多彩な攻撃が組み立てられず、不完全燃焼のまま第1セットを15:25で落としてしまった。しかし続く第2セットは
本来の日本学園の粘り強さが発揮されてきた。スタート直後4:1と日本学園がリード。しかしあっと言う間に5:5と追いつかれる。中盤はリードしたり、リードされたり、同点となったりとシーソゲームの様相を呈する展開。両校互角の戦いとなった。日本学園は強烈なアタックを武器に攻めてくる相手をよく凌いでいる。相手はミスも出始めた。しかし終盤はやはり身長、体格差から湧き出るパワーで勝る駿台学園に日学のアタックもブロックされ点差は広がっていく。結果、第2セットを20:25で落とし、準々決勝へと駒を進めることは出来ず東京都ベスト16で終わった。

●我が日本学園バレーボール部の諸君、そして監督、コーチの皆さん、強豪相手に敗れはしましたが互角に戦える素晴らしい粘りの日学バレーボールを見せてくれてありがとうございました。日学バレーボール部は強く逞しくなっています。メンタル面の頑強さが補強されれば間違いなく東京の強豪校になれると確信した試合でした。関係者の皆々様、梅窓会OBの皆さん、これからも日学バレーボールに絶大なる応援よろしくお願いいたします。

      第1セット  第2セット  合計
日本学園   15     20    35
駿台学園   25     25    50

日大鶴校戦:強烈なアタックが日大鶴校コートに突き刺さる

日大鶴校戦:相手ブロックも効果なし

日大鶴校戦:巧みなクイック攻撃

駿台学園戦:ネット間際での攻防

駿台学園戦:強烈なサーブで得点

駿台学園戦:アタック攻撃でボールを落とす駿台学園

広報部会 S44卒  中村 隆

2013年6月16日日曜日

倶進Vol.75 ~「スペイン巡礼の道」【そのⅡ】~

S28年卒 米田利民

6日目(5月27日)ホテルからバスで大聖堂に向かう。オブラドイロ広場へ。広場に巡礼の道の終着点が埋め込まれている。巡礼者はこれにタッチしてから巡礼手帳にスタンプを押す事務所に行き、大聖堂に入りSantiagoの像に抱擁すれば巡礼はめでたく完結。巡礼を無事終えた人には「En Hora Buena」(エンオーラブエナ =英、In Good Hour 巡礼完結おめでとう)と声をかける。

Santiago de Compostela大聖堂 

広場に面した大聖堂(カテドラル)に入りミサの始まりを待つ。大勢の人。 ミサの後に信者の方は司祭より(キリストの身体のしるしである)パンと赤葡萄酒をいただく。 次が(観光客にとっては)呼び物の大香炉のふるまい。 大きな香炉が祭壇の前を綱にぶらさげられ、左右に大きく揺れてお香のかおりと煙のご接待が行われる。

大聖堂がよく見える小高い公園より。「歓喜の丘」から見えた3つの塔はこれです 

大香炉(赤い服の司教たちの頭の上) 

しばらくして、階段を上がり、Santiagoの像の後ろからハグをさせていただき、階段を地下に降りてSantiagoの大きなお棺にお祈りをしました。 しばらく町を歩いたり、公園にあるような小さなトレインに乗って町を見たり。 広場に面した国営ホテル・パラドール(五つ星)でお茶をしてホテルに帰りました。

7日目(5月28日)Santiago de Compostela ともお別れ。バスで約6時間かけて大学の街、サラマンカへ。 この辺は高速道路があまり整備されていないので、距離の割には時間がかかる。サラマンカには13世紀欧州では3番目に古い大学ができた。ローマ時代の道「銀の道」の中継地としても栄えた街。 マドリッド、南部スペインからSantiagoへ行く「巡礼の道」でもある。スペインで一番美しいとされるマヨール広場。 この広場の四方には王、貴族、偉人の顔の肖像が飾られている。3時間足らずでマドリッドに到着、市の北にあるチャマルティン駅に隣接するホテルに宿泊。

サラマンカ、マヨール広場 

5月29日は午前中がフリーであったので、プラド美術館へ行き「ラス・メニーナス」などに再会しました。 午後3時過ぎの便でDubai経由、5月30日の午後5時半、成田に着きました。東京は前々日梅雨入り宣言があったそうです。

マヨール広場のセルバンテスの像

今年は支倉常長が国交を開くべく、メキシコ経由スペインを訪問してから400年です。 6月10日の夕刊を見ると皇太子が日本・スペイン国交400年を記念しての旅行に出発されたそうです。 スペインでは天皇・皇后とゆかりの深いサラマンカなど5都市を訪問されるとのことです。 

最後にスペイン語について: 意外と知られていないが、スペインには公用語が4つある。カスティリャ語が国語スペイン語で、バルセロナを中心としたカタロニア語(少しフランス語に近い)、バスク地方のバスク語(印欧語と全然違う言葉)、そしてポルトガル語に非常に近い北西部で話されているガリシア語。 カスティリャ語でない言葉が話されている地方では掲示・道路標識などは、カスティリャ語とその地方の言葉との併記が必要である。バスク地方では地名さえ全然異なる場合がある。ちなみにバスク語のことはバスク語で「Euskera」と言う(略号:EU)。

2013年6月15日土曜日

倶進Vol.75 ~「スペイン巡礼の道」【そのⅠ】~

S28年卒 米田利民

5月22日より9日間(実質観光は5日間)、スペイン北西部サンチアーゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)へ行って来ました。キリスト教信者にとっての三大巡礼地のひとつ(あとの二つはエルサレムとヴァチカン)、北西スペインのサンチアーゴ・デ・コンポステーラへは巡礼者はフランスのパリなどから「ルルドの泉」などを通りピレネー山脈を越え40-50日徒歩でサンチアーゴの墓地があるとされるコンポステーラ大聖堂に至るものですが、今回の旅は飛行機でマドリッドに行き、そこからバスで巡礼道の一部をたどるものです。ところどころ数百メートル、巡礼の道を徒歩で歩きますが、これは真似事。巡礼者はヤコブの印「帆立貝」を衣類につけ、ひょうたん(水)を杖に付けて歩きます。この貝の印は道案内にも使われています(道路への埋め込み、案内板、街角の柱)。


Iracheのボデガス、ワインと水、貝の印に注目

キリストの直弟子、12使徒の一人、聖ヤコブ(スペイン語で、サンチアーゴ)はスペインでの布教ののち、紀元44年エルサレムで亡くなりますが(殉教)、その亡骸は舟に乗せられはるばるスペインのガリシア地方に流れ着き(その時、亡骸は帆立貝で覆われていたという)、埋葬されましたが、その後墓地の場所が不明になります。9世紀の初めにコンポステーラでその墓地が発見され、その地に大聖堂が建てられました。

【第1・2日目は移動日のため、この旅行記は3日目より始まる】

旅の3日目(5月24日) マドリッド空港からそのままバスでブルゴスへ来て一泊、ブルゴスは巡礼の道で一番大きな町。大聖堂などを見学。あるワイナリーが無料でワインと水とを提供している所へ行き、お相伴にあずかる。フランスからピレネー山脈を越えて来た2本の巡礼道がひとつにまとまる所に昔その地の女王が巡礼者のために建てた橋があり「女王橋」と呼ばれている。橋を渡りしばらく散策。

「女王の橋」(黄のエニシダと赤のアマポーラ)

ヘミングウエイの小説「日はまた昇る」で有名な「牛追いの町」パンプローナへ。次いで今夜の宿泊地、サン・セバスチャンへ。夕食は町へ出てそれぞれにバール(居酒屋)へ行き、「ピンチョス」というおつまみを中心としたものを食べる。蛸が美味しい。東京に比べ少し寒い。4日目(5月25日) 美しい海岸(コンチャ湾)を小高い美景ポイントより見学。次いでバスク文化を受け継ぐゲルニカへ。ここはスペイン内戦の時、ドイツ空軍の爆撃を受けたところ。それに激怒したピカソが有名な「ゲルニカ」を描いた。ゲルニカはバスク地方の中心地である。バスクは伝統的に自治の土地。「統治の樹」を見る。今でもバスク地方では郡の代表がこの樹の下に集まり(実際には教会に隣接する議会で)政治を行っている。小雨が降り出したがすぐに止んだ。次いでかつての重工業都市ビルバオへ。少し上流のグゲンハイム美術館の大蜘蛛と子犬(と言っても巨大)を見学。中世の趣が色濃く残る小さな村、サンティリャーナ・デル・マルを歩く。海の道はここまでで、巡礼路の要所、レオンへ(泊)。

典型的な巡礼者たち

5日目(5月26日)レオンは10~12世紀にかけて栄えたレオン王国の首都であった。大聖堂やガウディが設計したカサ・デ・ボティネスを見学。世界遺産の「名誉の橋・オルビコ橋」を歩いて渡る。巡礼の宿場町アストルガで典型的な巡礼者のための宿を見学。巡礼者に遇ったときには「Buen Camino」(ブエンカミノ=英、Good Way 道中無事に巡礼をお続け下さい)と言って励ます。いよいよ最後。きつい登り。登りきるとSantiago de Compostelaの大聖堂の3つの塔が見える。ここが「歓喜の丘」。大聖堂の方を見て歓喜する2人の巡礼者の像が立っている。


「歓喜の丘」に到着

地平線の中央にSantiago de Compostelaの大聖堂の3本の塔が見えた

2013年6月14日金曜日

日本学園キャンパス「梅窓会・情報掲示コーナー」のご紹介!

梅窓会では日本学園のご厚意により、一号館・玄関右手の屋外掲示板を「梅窓会・情報掲示コーナー」として使わせていただいています。同情報掲示コーナーには、著名なOBに関する講演会・研究会・展覧会・出版物などのお知らせ、後輩諸君にオススメのイベント情報、梅窓会オフィシャルサイト「梅窓会ブログ」にアップされたOB&日本学園に関するニュースなど、卒業生の視点から選び抜いた、在校生&保護者必見の最新情報を逐次貼り出していきます。どうかご期待ください。


【6/14現在掲示している情報】

①OB岩波茂雄と夏目漱石をテーマに講演会開催!
http://baisoukai.blogspot.jp/2013/05/ob_25.html
②理化学研究所・高校生理科教室のお知らせ
http://baisoukai.blogspot.jp/2013/04/blog-post_23.html
③OB長谷川敏氏の回想記ご紹介
http://baisoukai.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

梅窓会 広報部会

2013年6月13日木曜日

我流展景-日校Photoスケッチ(6月-1)

 6/8体育祭-A
 6/8体育祭-B
 6/8体育祭-C
 6/8体育祭-D
 6/8体育祭-E
6/8体育祭-F 

体育祭アップ遅くなってスンマセン!
当日の模様は写真満載の「日学行事ブログ」へ!
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http://nichigaku.at.webry.info/

広報部会 S56卒 永澤