●6月16日(日)インターハイ東京都予選(2日目)が、JR中央線東小金井駅近くの東京電機大学高校体育館行われました。朝方は小雨が降っておりましたが午前10時ごろにはすっかり雨もやみ、薄日も差しはじめ梅雨の合間の爽やかな日曜日となりました。我が日本学園バレーボール部の最初の対戦相手は日本大学鶴ヶ丘高校(日大鶴校)。日本学園はシード校であるので第4試合目で午後2時過ぎからスタート。OB、バレーボール部の父母も応援に駆けつけています。コートでの日本学園チームは落ち着きある濃紺のユニフォーム、対する日本大学鶴ヶ丘高校は赤のユニフォーム。共に最寄り駅が明大前であり、駅を挟んで南と北との対戦となりました。この試合で勝ち上がると、休憩を挟んでベスト8を賭けて東京のバレーボール強豪校と対戦するという非常にハードな戦いとなります。しかし次戦に備え体力を温存しておかなければならないことも十分考えた戦術も必要ということになります。
●試合はパワー、技術ともに勝る日本学園が終始試合をリード。時間差、フェイント、強烈なアタックなど色々な攻撃を組み立てて点差を広げていきます。さらにサーブでの得点、ブロッカー(相手のアタックをジャンプして止める技)でも点を追加、第1セット、第2セットともに日本学園が大きくリードし、難なく勝利。ベスト8を賭けて駒を進めた。そして15分の休憩を挟み強豪校駿台学園と対戦することとなった。
第1セット 第2セット 合計
日本学園 25 25 50
日大鶴校 12 12 24
●駿台学園との試合が始まった。コートでの日本学園チームは白のユニフォーム、対する駿台学園は青のユニフォーム。この相手チームは強烈なパワーがありそうだ。身長、体格ともに日本学園を越えている選手が多い。よく集まったものだ。なにしろでかい選手が多く圧倒される。選手たちはメンタル面で負けなければよいがと一抹の不安が頭をかすめる。そして悪い予感は的中、強烈なアタックで攻め立てられる。日本学園は前の日本大学鶴ヶ丘高校戦で見せたような多彩な攻撃が組み立てられず、不完全燃焼のまま第1セットを15:25で落としてしまった。しかし続く第2セットは
本来の日本学園の粘り強さが発揮されてきた。スタート直後4:1と日本学園がリード。しかしあっと言う間に5:5と追いつかれる。中盤はリードしたり、リードされたり、同点となったりとシーソゲームの様相を呈する展開。両校互角の戦いとなった。日本学園は強烈なアタックを武器に攻めてくる相手をよく凌いでいる。相手はミスも出始めた。しかし終盤はやはり身長、体格差から湧き出るパワーで勝る駿台学園に日学のアタックもブロックされ点差は広がっていく。結果、第2セットを20:25で落とし、準々決勝へと駒を進めることは出来ず東京都ベスト16で終わった。
●我が日本学園バレーボール部の諸君、そして監督、コーチの皆さん、強豪相手に敗れはしましたが互角に戦える素晴らしい粘りの日学バレーボールを見せてくれてありがとうございました。日学バレーボール部は強く逞しくなっています。メンタル面の頑強さが補強されれば間違いなく東京の強豪校になれると確信した試合でした。関係者の皆々様、梅窓会OBの皆さん、これからも日学バレーボールに絶大なる応援よろしくお願いいたします。
第1セット 第2セット 合計
日本学園 15 20 35
駿台学園 25 25 50
日大鶴校戦:強烈なアタックが日大鶴校コートに突き刺さる
日大鶴校戦:相手ブロックも効果なし
日大鶴校戦:巧みなクイック攻撃
駿台学園戦:ネット間際での攻防
駿台学園戦:強烈なサーブで得点
駿台学園戦:アタック攻撃でボールを落とす駿台学園
広報部会 S44卒 中村 隆
1 件のコメント:
ベスト16おめでとう!本当に強いチームに育ってきましたね。さらなる成長と勝利を期待しています。選手・指導陣のみなさん、がんばってください、応援しています!
コメントを投稿