2013年8月25日日曜日

「漢の花園」Vol.39葉月

いや~立秋もとっくの昔に過ぎましたが、いつまでも暑いですねぇ~ところで生徒が消えた夏休み期間中の母校は、日ごろ体験できない静けさに支配されます。聞こえてくるのはグラウンドで練習に励む運動部員のかけ声と蝉の合唱のみ・・・そんな母校の森に一歩踏み込みますと酷暑の日でもヒンヤリ・・・とまではいきませんが、樹林が作る木陰の爽やかさを味わうことができます。そして圧倒されるのは、滝のように降る蝉時雨を浴びながら立つ一号館の姿・・・。まさに威風堂々であります。一切の動きが止まってしまったような酷暑の中にそびえる巨大な石柱、晩夏の日射しを受けるクラシカルな押し出し式の窓、庇と柱が織り成す光と影のコントラスト・・・夏は一号館ならではの美と迫力を最も強く感受できる季節かもしれません。新学期、生徒諸君の歓声が戻る日まで、今年も一号館は寡黙に夏を耐え忍ぶのであります。われらの一号館よ永遠なれ!

トマト(唐柿・ナス科)

キョウチクトウ(夾竹桃・キョウチクトウ科)

マリーゴールド(紅黄草・キク科)&シジミ蝶

カンナ(カンナ科)

広報部会 S56卒 永澤

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