この日はルンルンの日である。1支部の予選を圧倒的なスピードと技術で優勝した我がバスケ部は本戦でもその実力を見せてくれるであろうと弾む足取り、心もおどる。会場の都立石神井高校まで約2時間、冷たい風もなんのその。会場にはすでに何時ものバスケツトOB達が来ており明るい顔つきで他校の試合を見学していた。13時少し過ぎ、ほぼ予定通り試合開始された。試合が始まると、予想とは全く違う展開となり、我が校のやるべき作戦を相手に先に取られてしまっている。全員でプレスをかけてきて走りまくって来た。これは完全に相手に研究されている。これだけ走りまくるとそのうち疲れてスピードがにぶってくるだろうと話あっていたが一向に衰えない。最近の都立高校のスポーツの勢いは物凄く力強い、ましてやホームの試合で声援もすごい。日学応援団もこれは手ごわいぞと顔つきも変わってくる。
新人戦本大会2回戦 場所:都立石神井高校体育館
日本学園 都立石神井
1Q 16 ― 14
2Q 17 (33) ― 26 (40)
3Q 24 (57) ― 12 (52)
合計 76 ― 73
いやー参った。得点経過を見ての通り僅差での勝利、残り37,8秒でリードされていたがタイムをとる。一昨年の新人戦のブロツク決勝戦の都立高島戦を彷彿させるような展開となる。
高島戦では延長逆転で1点リードでタイムをとり勝利したが、今回はリードされてのタイム。正直これは負けたと思ったが、大浦コーチの指示を受ける選手たちの闘志あふれる表情に期待を込めた。タイムアウト後は見事なアタツクで逆転勝利した。それにしても選手たちの追い込まれても落ち着いた冷静なプレイには感動した。
応援席は信じられないという表情の人ばかりだった。石神井高校側も格上の学校に勝ったと思った試合が逆転負けで呆然としている。選手たちも走りまくりガンバったので手、足ががくがくで思わず膝まずいて悔し涙を流している。有難う、良い試合をさせていただき感謝いたします。
総務部会 S33卒 浦山
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