2012年11月22日木曜日

倶進Vol.62 秋の大和路を往く -1

先週、会社時代の同期と古都奈良を訪ねた。

~空路大阪伊丹空港からバスと電車を乗り継いで、古代史の世界へとタイムスリップ~  《斑鳩の里》

 
法隆寺
言わずと知れた世界最古の木造建築で日本初の世界文化遺産。現在は五重塔・金堂を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍に分けられている。

中宮寺
法隆寺に隣接する尼寺で、「考える像」として有名な半跏思惟像や天寿国曼荼羅繍帳は国宝。

薬師寺
天武天皇が皇后の病気平癒を祈り藤原京に創建。平城遷都と共に現在地に移転。白鳳美術の宝庫。金堂を中心に東西両塔、講堂、回廊が立ち並ぶ。

唐招提寺
唐の高僧鑑真大和上の創建。鑑真は聖武天皇の願いに応えて来朝を決意。金堂は天平建築の遺構、八本のエンタシス列柱の吹き放ちは、遠くギリシャの神殿建築技法がシルクロードを越え、日本まで伝来したかのよう。

梅窓会 副会長 S37卒 君塚

2 件のコメント:

米田利民 さんのコメント...

素晴らしい写真ありがとうございます。

匿名 さんのコメント...

繊細で力強い当時の建築に改めて感嘆しました。写真とロマン溢れる解説をありがとうございます。やや下側からの見上げる写真アングルがとてもいいです。旅行大好きOB