2011年11月3日木曜日

倶進Vol.18

「私の山歩き」9

~上高地・岳沢~

S28年卒 米田利民

9月26-27日、上高地へ行き、岳沢小屋に泊まり翌日、明神池まで歩きました。

9月26日、晴。早朝、車で武蔵野市の我が家を出発。3時間で240キロを走り沢渡(サワンド)へ。この先はマイカーでは行けないので駐車して乗り合いタクシー(合法)で大正池へ。ここから山を眺め植物を観察し河童橋まで散策。岳沢への登山口(標高1520m)より3時間かけて岳沢小屋(標高2170m)まで登る。途中に道標が10枚あり、それぞれに小屋までの時間が書いてある。まだ「岳沢ヒュッテ」と書いてある。

岳沢ヒュッテの標記

この小屋は前は「岳沢ヒュッテ」といっていたが、雪崩でつぶれ、昨年再建されたもの。
名前も「岳沢小屋」と改名された。前穂や奥穂高への登山に使われる。
2食付で1泊9千円。小生は今回、小屋に泊まってその先の登山はせずに下山することに。(年が年だけに、更に右膝を痛めているので本格的登山は無理)
小屋は3つの小部屋のみでそのうち2つは団体(関西から)に占められていた。
美しい星空を眺め早めに就寝。

9月27日、晴 高度があるので寒い(午前5時で気温5度)。午前5時半からの朝食をすませ、前穂や天狗沢へ登る人々を見送って、6時半下山にかかる。
途中、昨夜、上高地に泊まった人たちが登ってくる。大部分が今日のうちに前穂ー吊天井ー奥穂を目指す。

9時過ぎ、下山。道を左に取り明神池へ。明神池には穂高神社の奥社があり、池(ひつの池だが中央がくびれていて、「一の池」と「二の池」に分かれる)の上が明神岳だ。そばの嘉門次(カモンジ)小屋で昼食(有名な岩魚の塩焼き)をすませ上高地のバスターミナルを目指す。ターミナルで午後1時55分のバスに乗り沢渡へ戻り、途中、道の駅や高速道の諏訪湖サービスエリアで買い物をして午後6時帰宅。本当はもう少しあと、紅葉の頃に来たかったが、その時は大混雑なので避けた次第。秋の上高地を充分に楽しめた。

大正池よりの岳沢

大正池よりの焼岳

河童橋からの岳沢(中央に見えるのが奥穂高)

岳沢小屋のテラスから見た乗鞍岳(下の霞の下が大正池)
  

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