「私の山歩き」番外編
~韓国旅行・安東~
S28卒 米田利民
10月初め、韓国へ旅行して来ました。ソウルなどは行っておられる方も多いと思いますので、安東(アンドン)に絞りました。今回、一行は18名のうち女性が13名と大半が「韓流ドラマ」のフアンでした。ガイドさんも説明する時「ここが『冬ソナ』でヨン様が・・・・・・の時のロケ地です」というような説明をしていました。
10月4日(火) 安東(韓国東部、慶尚北道) まず、「国際仮面フェスティバル」の会場を見学。韓国の人と結婚し安東に住む日本女性が案内してくれる。
左が芸妓ブネ、右が両班 ヤンバン:李朝の高級官僚
次いで伝統の村、安東・河回村(ハフェマウル)へ。洛東江という川がS字形に取り囲んでいるため古い村がそのまま保存されて残った。イギリスのエリザベス女王も1999年にここを訪問され、入り口の案内所は「エリザベス女王記念館」になっている。
この村は風水地理学的に対極形・蓮花浮水形・行船形に該当し、人が住むのに最適な場所と考えられた。韓国に来るとやたらと「風水」が出て来る。人材輩出で有名。大儒学者、柳雲竜(1539-1601)と大政治家、柳成竜(1542-1607)兄弟が生まれたところ韓流ドラマで有名な俳優ヨン様も時々休養にやって来るそうだ。
写真は「忠孝堂」、柳成竜の家、真ん中がオンドルの煙突、
右下の穴からオンドルを焚いた。
右下の穴からオンドルを焚いた。
ヨン様が休養するお宅。
日本で言えば、萩・津和野を一緒にして少し古くしたような所。庶民の娯楽であった「仮面舞」、儒学者が楽しんだ「花火」「舟遊び」が伝承されている。ここで各人仮面を作り(実際には固い紙の既製のお面に色粘土で着色)、それをかぶって皆で踊るお遊びに参加。韓国の人間国宝の人が踊りの指導をしてくれた。快晴の河回村、昔の韓国にタイムスリップした一日でした。
藁葺き屋根とコスモス。
人間国宝の方の踊りの指導。
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