既に速報でお伝えしたように春季大会の結果が出てしまった。平成22年、23年、24年と3年連続で出場権を得ていた関東大会出場の権利を今年は獲得できなかった。特に24年度は関東大会の順位16位以内にランクされ、1回戦で敗れたが千葉県代表で全国大会出場常連校である市立柏高校との対戦は素晴らしい善戦で、第3クオーターまで日本学園高校がリードしており、4面あるコートの観客の視線をひきつけ、試合を観戦していた関係者の注目を浴び、一躍東京に日本学園ありと関東バスケツトボール界でその名を高めた。平成24年度は春季大会だけでなくインターハイ、全国選抜優勝大会の各東京都予選で4位に入り全国大会出場は出来なかつたが着々とその足元を築いた。
2013年(平成25年度)
東京都高等学校男子バスケットボール
春季大会兼関東大会東京都予選
【平成25年度】
優勝:八王子
準優勝:京北
第3位:國學院大學久我山
第4位:早稲田実業学校
第5位:実践学園
第6位:足立学園
第7位:成立学園
第8位:都立城東
【平成24年度】
優勝:八王子
準優勝:京北
第3位:國學院大學久我山
第4位:日本学園
第5位:世田谷学園
第6位:成立学園
第7位:都立城東
第8位:日本大学豊山
しかし3年生が卒業を迎えて、新チームのスタートで風邪が流行り、ガタガタの状態で新人戦で早実との対戦を迎えてしまい敗れてしまうという結果となり、建て直しに懸命の努力の途上で春季大会を迎えた。東京学芸大学附属、都久留米西、高輪高校と対戦の際はベンチ入り選手全員を投入しチーム作りを模索し、スピード感ある、頭脳チームを作り上げたいという姿勢が伺えたが、ブロツク準準決勝でなんと運悪く、東京都高校バスケット界で3位以内を指定席としている強豪・國學院大學久我山高校と当ってしまつた。コート上に選手が並ぶと体格、身長に差がありスピードで対抗しようと走るが、押しつぶすように圧倒して来る。チーム作り途上の学園には厳しい試合となってしまった。
組み合わせに恵まれたらベスト8に残れるチーム力を持つまでになっているのではないかと思っているが、タラ話が許されるほど高校バスケツト界は甘くない。各高校とも文武両道を目指しておりバスケツトについてもその力の入れようは並大抵ではない。勿論我が校もコーチ、選手一丸となつてインターハイ目指して練習に次ぐ練習でガンバつてくれると思う。選手、控えの選手達の試合に臨む態度、意気込み、何より選手達の明るい表情が好感をもてた。5月末から始まるインターハイで良い結果が出るように期待したい。
試合会場の専大付属高校に応援に行き校門をはいつた直ぐに元気の良い声でコンニチワ!、と生徒が挨拶して来る。建物に入ると案内係がいて体育館まで案内してくれる。玄関横のフローアー、その横の広めの部屋でダンス部とおもわれる数十人の女子たちがキビキビと踊つており、我々が横を通るときコンニチワ!と挨拶してくれる、実に清々しい明るい挨拶で、おもわず気持ちの良い挨拶を有難うと心の中で呟いてしまうほどだった。学校の教育がいいのか、部活の先生の指導がいいのか?バスケットに限らずスポーツの応援に私立、公立の各学校に行くと、単にスポーツの応援ということだけでなく各校の姿勢が見えてくる。我が学園においても見習わなくてはと思われることが沢山あり、学校の経営に携わっている方々にとっては応援に行くということは必要なことだと思う。いよいよ高校スポーツも関東大会、インターハイと佳境に入る。OBの方々に応援に駆け付けて戴き、後輩達の活躍を見ていただきたい。
バスケ部OB会&OB有志
文責:浦山(S33年卒)
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