2013年9月9日月曜日

「漢の花園」ANNEX~銀杏の散髪~

一号館ファサード前の銀杏が8月末にさっぱり男前に剪定されました!この剪定は長らく伸び放題であった銀杏の容姿を美しく整えるだけでなく、母校のシンボルであるクスノキの生長を保護する目的も兼ねています。銀杏は恐竜が地上を闊歩していた時代から今日まで生き抜いてきた、生命力の強い植物です。そのエネルギーの強さは”ギンナンを食べ過ぎると鼻血が出る”と云われるほど。銀杏の樹勢を削ぐことで、クスノキはさらに元気なるものと思われます。

一号館正面両サイドの銀杏をご覧あれ。専門の造園職人のみなさんが
将来の枝ぶりを考えてバランスよく剪定してくださいました。

銀杏の頂点をカットした理由は樹勢を抑え、クスノキの生長を妨げないため。
クスノキも少々枝落としを行ったため、光が射しこむ明るい森になりました。
今年の黄葉は見られませんが、来年にはバランスの良い枝ぶりになることでしょう。

正門前の3本のクスノキは、大正4年(1915年)11月14日、大正天皇御即位礼記念として旧制・日本中学校・淀橋校舎東南の隅に校祖・杉浦重剛先生・教職員・生徒代表が植樹し、昭和11年・松原校地移転の際に一号館玄関前に移植された樹齢100年に迫るもの。松原校舎を竣工時から見守ってた母校史の生き証人でもあります。日学ファンの力を合わせて、この大切なクスノキを守っていきましょう!

広報部会 S56卒 永澤

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