各分野に多彩な人材を世に送り出している日本学園、最近は20代~30代の若手の活躍が話題を呼んでいます。
そのなかで注目の一人が日本が世界に誇るファッション・ブランド「イッセイ・ミヤケ」のデザイナー宮前義之氏(37)です。・・・「欧米で人気急上昇中の日本の新鋭ブランドや若手デザイナーが増えている。中でも群を抜くのが、主にパリ・コレクションで新作を発表している3ブランド。いずれもデザイナーは30~40代。」こういう書き出しではじまる11月27日付けの朝日新聞のファッションニュース。そして3ブランドとはサカイ、トーガ、イッセイミヤケのこと。ここに登場する新鋭デザイナーが日本学園OB宮前義之氏(37)。イッセイ・ミヤケは三宅一生(2010年文化勲章受賞)が作り出したブランドでメンズ、レディス共に手がけており、2012年春夏シーズンからは、レディースは宮前義之氏が、デザインを担当しています。
引続き宮前義之氏に関する記事を読んでみると・・・「一方、すでに世界的に知られるイッセイミヤケは、デザイナーが宮前義之(37)に代わって2年目。創始者・三宅一生由来の日本の最新技術を駆使した快適な素材作りや「1枚の布から」の発想を受け継ぎながら、独自の軽やかさが評判を呼んでいる。
パリ・コレでのショーは「光をまとう」がテーマ。光る極薄の膜を張って小穴を開けた人工皮革や、蒸気で縮まる生地、ふくらんだメッシュ地など、複雑な工程で作った立体的で詩的な服が、約千人の観客の大きな拍手を浴びた。最新の糸を、あまり使われなくなった旧式の編み機で編んだ生地もあった。宮前は「消えかけている技術やそれを支えた文化に再び命を与える。それが自分たち次世代の役目だと考えた」・・・とコメントしています。
宮前義之氏は日本学園在学中からファッションに目覚め、自ら仕立てた服で通学していたというエピソードがあるくらいの拘り(コダワリ)のオシャレ派。自由闊達な校風の世田谷松原の日本学園で過ごした3年間が、彼の将来の方向が決ったと言っても過言ではないでしょう。世界を舞台にしたデザイナー宮前義之氏の活躍が大いに注目されております。
朝日新聞のデザイナー宮前義之氏の記事はこちらをクリック
http://www.asahi.com/and_w/fashion/TKY201311270126.html
宮前義之氏紹介記事はこちらもどうぞ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/style/654549/
http://www.fashion-press.net/news/1970
http://astand.asahi.com/magazine/wrculture/special/2012072700007.html
http://www.fashionsnap.com/inside/isseymiyake-13ss-process02/
広報部会 S44卒 中村
1 件のコメント:
こんな凄い先輩がいるなんてビックリです。ドンドン若手OBを取り上げて紹介してください。励みになります。
最近の卒業生です。
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