梅窓会第11代会長をされました三好 達さんが、本年3月6日にお亡くなりになりました。
昨年末にお手紙を頂いた頃は、お変わりないご様子でしたので、突然の訃報でした。
ご冥福をお祈りいたします。
注)写真は梅窓会室で勲章を拝見した時のものです。
(略歴)みよし とおる:元最高裁判所長官
三好さんは、昭和2年10月に香川県でお生まれになり、日本中学を昭和20年に5卒で卒業されました。この年は大東亜戦争終戦の特殊事情で5年卒と4年卒(戦時動員体制により1年短縮がありました)
その後、東京大学法学部を昭和28年に卒業されました。卒業後は、東京地方裁判事補、最高裁行政局第一課長、東京地方裁判所判事、東京高等差番所判事、最高裁書記官研修所長、長野地方裁判所/家裁所長、最高裁首席調査官、札幌高等裁判所長官、東京高等裁判所長官、最高裁判事など歴任され、平成7年11月に昭和生まれ初の最高裁判所長官に就任され、二年後の平成9年10月に退官されました。
平成11年には叙勲制度の勲一等旭日大綬章を天皇陛下より親授されています。
退官後に、第11代梅窓会会長を平成12年6月から平成18年6月までに二期6年務められ、月1回の運営委員会も毎回お出になり、会の発展の為尽力されました。
晩年までお出かけの機会も多く、私の近くの府中市の大國魂神社には、ご縁で年に一、二回お参りされていたそうです。
【寄稿】第67期・昭和34年卒 宮原洋一
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