2010年11月4日木曜日

日校健児に脈々と流れる文武両道の遺伝子。(その3)

前回は野球の殿堂入りを果たした小西得郎氏、評論家で文化勲章受賞の長谷川如是閑氏の二氏の紹介でしたが、今回は昭和20年代中ごろにテニス部で大活躍した吉川道也氏と纐纈浩三氏、加藤昇氏の先輩御三人。

共にテニス部のOBで纐纈さんの当時の回想録によりますと、日本中学2年の時にテニス部に入部、めきめき上達し、その後1年先輩の吉川さんとペアーを組み、中学(旧制)東京選手権大会に3位入賞。
そして東京都高等学校選手権では吉川さん、1年後輩の加藤さんとペアーを組み3年連続春秋大会6連覇、さらに全国大会、国民体育大会、全国都市対抗大会の東京都代表としても出場、さらにはあの伝説のマッカサー元帥杯争奪全国軟式庭球大会でも吉川さんと組んで昭和24年、25年と2連覇の偉業を成し遂げ、日本学園の名を全国にとどろかせました。

勉学も疎かにせず、クラブ活動と平行して猛烈に勉強、進学先は早稲田大学、立教大学などの名門大学に進学されました。並大抵の努力ではなかったと思うと、凄い先輩が日本学園にはいるという事を誇りに思わずにはいれません。これも明治開校以来先輩から後輩へと脈々と流れる文武両道の遺伝子です。

さあ、ますます在校生たちの活躍が楽しみになってきました。梅窓会ブログでは随時彼らの活躍ぶりをスピーディーにお知らせしていきます。 

昭和24年8月マッカサー元帥杯争奪全国軟式庭球大会の優勝杯を持つ
左より吉川道也氏と纐纈浩三氏(日本学園 百の年輪より)
昭和26年。トロフィーがズラリ。
当時大活躍の庭球部員達。皆明るい笑顔ですね。
(柿内校長を囲んで)(日本学園 百の年輪より)

広報部会 S44卒 中村

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

みなとても良い笑顔、学帽が似合いますね。

匿名 さんのコメント...

強かったんですねえ。中学生の諸君の笑顔が実にいいです。バックの校舎も懐かしい。