ヒガンバナ(彼岸花・曼珠沙華:ユリ科)
この季節、今年も咲いてくれました!日学祭とヒガンバナはセット化された学園・秋の風物詩であります。このヒガンバナ、毎年観察しておりますと、どうやら花がたくさん咲くアタリ年と少ないハズレ年があるようです。今年はハズレ年らしく、昨年より花はやや少なめ・・・。それでも秋の木漏れ日を浴びて咲く姿のなんと幻想的なことか。ヒガンバナは球根性の植物であり、その姿が地上に現れるのは、葉も含めて秋から冬まで。そこで正月を狙って学園の森に無断で大量の球根を埋め、埼玉県の「巾着田」に負けない名所にすれば、物凄いPRになるな・・・と目論んだこともありましたが、バレたら出入り禁止は間違いないので、今のところ諦めております。
ミズヒキ(水引:タデ科)
後輩たちよ、君たちは「水引」という贈答品にかける日本古来の赤と白の紐を知っているかい?え・知っている?馬鹿にするなって?・・・。さすが後輩たち、では水引の由来は?え・知らない・・・実は俺も知らなくてねぇ・・・で、調べた。室町時代の日明貿易で明からの輸入品は赤と白の縄で縛られていた。この縄は輸出品であることを証明する単なる目印に過ぎなかったが、日本人がこの縄を贈答品に付ける彼等の習慣と誤解し、以後、日本では目出たい贈答品に赤と白の紐をかけるようになったそうだ。要するに勘違いだね。で、植物のミズヒキには上が赤、下が白い紐状の花が咲く。これが水引に似ているため、その名になったそうだよ。面白いねぇ・・・。
というわけで、今月の「漢の花園」は次回・日学祭告知にスペースを譲り、2種類の紹介といたします。深まる秋を迎えた日本学園の森。色鮮やかな紅葉シーズンも近づいて参りました。10月以降の「漢の花園」にご期待ください!
広報部会 S56卒 永澤
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