2012年10月29日月曜日

倶進Vol.57

私の武蔵野歩き<6> 
~境浄水場見学~

S28年卒 米田利民

わが家から100メートルのところに「東京都水道局 境浄水場」があります。武蔵野市に35年住んでいるのに、浄水場の中には入ったことがありませんでした。10月1日「都民の日」に一般の人に公開するというので見学に行って来ました。この浄水場の周りを一周するのが約2キロ、30分の小生の最短散歩ルートです。

JR武蔵境からバスで5分、
桜橋(玉川上水にかかる)のたもとに国木田独歩の碑がある。 

その向かいに境浄水場の正門がある。 

公開は6月の「水道週間」と10月の「都民の日」の2日のみ。今年の10月1日は1時半と3時からの2回、ともに約1時間。 まず事務所の大会議室でヴィデオを使っての説明。参加者は約100名、小学生も参加していました。その後、場内を歩いて浄水池(20面あり)や大開渠(狭山の貯水湖より送水管で送られて来る水を各浄水池に配水する)などを見学。最後にアンケートを書いてペットボトル入り「都民の水」500ccやボールペンをいただいて終了。 

浄水池(甲1)とかなたに見えるツインタワー(JR三鷹駅北口) 

大開渠 

大正13年3月に通水開始した長い歴史を持つ。浄水能力は31.5万立米。広さは21万平方メートル(東京ドーム4.5個 700x300m)。緩速濾過方式といって自然に近い方式をとるタイプとしては日本最大規模のもの。不思議なことに武蔵野市にあるが、武蔵野市民は一滴も飲んでいない。【武蔵野市は都と関係なく独自の水道体系を持っている】この北側を井の頭通(別名水道道路)が走っていて、浄水された水を地下送水管で和田堀給水所へ送っている。道路用地は水道局が保有。

浄水池  このような87×54mの池が20面ある。
甲1-10、乙1-10の番号がふってある。見える建物が事務所

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