2014年5月10日土曜日

日学OB、2014年春の叙勲「瑞宝中綬章」を受章!

昭和25年3月に日本学園中学校を卒業して新宿高校、その後東京大学に進んだ同期生、河野照哉君(東京大学名誉教授)が、今年の春の叙勲で「瑞宝中綬章」を受章されました。河野君、おめでとう。

彼とはその後、おつきあいがなく、学者としてどのような業績をあげられたのかは詳らかではありませんが、本業のほかに囲碁にも長じていて朝日新聞のアマ囲碁の県代表にもなったと聞いています。
我々の学年は日本学園の他の学年とは違い、戦後、世田谷区の中学校が戦災で校舎を焼かれたりして収容人数が限られていたため、日本学園が世田谷区の世田谷小学校、松原、守山からの卒業生を受託生として受け入れた経緯があります(4クラス、約250名)。従い日本学園に無試験で入学した唯一の学年でした。
中学校卒業を機に卒業生の半数が他の高校(主に都立)に入学したため、そのまま日本学園高校に進んだのは2クラスに減ってしまいました。河野君は成績優秀で開学以来の秀才といわれていました。他に開学以来の天才といわれた高見尚清君が同期でしたが、昭和29年冬の東大山岳部と日大山岳部との富士山登山訓練の最中に雪崩事故に遭い、亡くなりました。

昭和28年卒 米田利民

 瑞宝章とは

1 件のコメント:

日学OB白ソックス さんのコメント...

この春の瑞宝中綬章では1学年下の昭和29年高校卒の柏原啓一さんも受章のようで、
日学のこの年代は瑞宝中綬章を二人も受章とは凄いですね。