2023年5月19日金曜日

日本學園梅窓会 会報No.96号は、校祖:杉浦重剛先生100回忌特集(追加4ページ)です。 

 今回ブログで、ご紹介する日本學園梅窓会会報No.96号は、5月30日に梅窓会会員の皆様宛てに発送の予定で準備中です。

本日の梅窓会ブログは、その中から杉浦先生を知っていただく書籍の一部を公開します。是非とも、常任幹事会に出席される方も出席されない方も、ご一読戴きたい内容です。

「明治の教育者杉浦重剛の生涯」の著者:渡辺一雄氏による、はじめに(まえがき)部分をブログに公開します。

書籍紹介の帯も最高裁長官で、第11代日本学園梅窓会会長を務められた三好達(とおる)氏(S20年卒・53期OB)が書かれています。

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はじめに  日本は戦後あまりにも大きなものを失ってしまった。親に孝を尽くすなどの大切な徳目だけでなく、師と仰 ぐべき人物も今はいない。  戦争に勝った占領国が、日本が再び脅威とならないため日本人の魂までをもあらゆる手段を駆使して奪って しまったことは今や明らかである。  占領国の政策は見事図にあたり日本の精神的荒廃は止まるところを知らない。 いつの時代にも時の権力者に迎合するものはいる。占領国とそれに迎合するものが消したものの中に “人” もいた。今日本に師と仰ぐ人がいないのはその後遺症である。  終戦まで多くの日本人から優れた師として尊敬されていた杉浦重剛も戦後は右翼国粋主義者の一言で抹殺さ れてしまった。(略)


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