2010年12月1日水曜日

日学の森・秋の味覚だより-②

母校の森にはドングリやシイなど、秋に木の実をつける
樹木は残念ながらあまり見られません。
しかし、果実のなる樹木は結構あります。
この柿もそのひとつ。「柿が赤くなると医者が青くなる」と申しまして、
柿にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、
医学が未発達だった時代には、
医者いらずの万能薬として食されていたようです。
 
最近ではボディソープや防腐剤の原料としても
柿パワーが注目されるようになりました。調べたところ、
甘柿は渋柿の突然変異種だそうで、1214年に川崎市麻生区の
王禅寺で発見された「禅寺丸柿」が日本初の甘柿だそうです。
すごい昔の話ですね。この柿は市場には出荷されませんが、
小田急線の柿生駅周辺の民家などで売っているようです。
ところで学園産の柿は甘いか渋いか・・・未確認であります。
鳥がつついた跡もなし、たぶん渋柿でしょう・・・。

梅窓会 広報部会

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