日本学園は人間形成を重んじる教育理念のもと、夜空に輝く星の如く幾多の人材を世に送り出しております。そして日本の政官界、経済界、教育界、芸術と文化の分野において優れた業績を残す多くの逸材を輩出しております。
たとえば教育界において大学の総長/学長になられたOBを例に挙げれば、渋沢元治(名古屋帝国大学初代総長。後の名古屋大学長)、呉文炳(経博・日本大学総長)、鈴木 隆雄(東京農業大学学長)、関根文之助(高千穂商科大学学長)、丸山千里(日本医科大学学長)など、さらに大学、高校、中学などで教鞭をとられたOBは数が把握できないほどで名前を挙げれば枚挙に暇がありません。日本学園は日本の教育分野にも多大な貢献をした逸材を数多く輩出しております。
そして今、学園内外で話題を呼んでおります「明治大学と日本学園高等学校との高大連携」の明治大学においても日本学園OBが総長になられております。OBの名前は志田甲太郎氏(しだ こうたろう:1868年~1951年。日本の法学者)。来歴を調べますと、志田甲太郎氏は東京牛込の生まれ、東京府尋常中学校(現在の都立日比谷高校)、私立東京英語学校(現在の日本学園)などを経て、1894年、東京帝国大学卒業、同大学院入学。その後、明治大学商学部設置にも尽力し、昭和13年に明治大学総長に就任されております。
開校以来130年近い伝統と歴史を有する日本学園、先輩達は昔から明治大学にも多く入学し各方面で活躍されておりますが、明治大学総長になられた先輩がいたことは、誇るべきことではないでしょうか。ここにも明治の大教育者であった校祖、杉浦重剛先生の遺伝子がしっかりと教育分野にも受け継がれていることが物語れています。
志田甲太郎氏の紹介( Wikipedia )。
広報部会 S44卒 中村 隆
1 件のコメント:
かつて中央大学とは校舎を共有し、明治大学ででは総長まで輩出している・・・我が母校が日本の最高学府と結んできた縁の深さには驚くばかりです。進学面だけでなく、知徳体すべての側面から生徒たちを成長させる効果的な高大連携となることを切に希望します。
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