一号館アプローチの樟は、日本学園の前身である旧制・日本中学校が、大正4年(1915年)11/14に、大正天皇御即位礼記念として、当時の淀橋校舎(現在の新宿西口)東南の隅に、校祖・杉浦重剛先生・教職員・生徒代表の手で植樹した苗木を、現在の松原校地移転の際に、一号館アプローチへ移植したもの。その樹齢は100年にも及び、今では世田谷区を代表する巨樹に成長しています。
樟は常緑樹ですから大量の雪を葉群全体で受け止めてしまい、その重量に耐えきれず折れてしまった枝が多かったようです。しかし、これまで、あまりの巨樹ゆえ剪定することも難しく、枝葉が繁りすぎていたことも事実。雪が植木屋さんの代わりに少々枝落とししてくれた・・・と解釈すれば慰めにもなります。
梅窓会 広報部会
0 件のコメント:
コメントを投稿