●白いユニフォームで臨む日本学園。本日の試合は夕方5時キックオフ、対戦相手は青のユニフォーム都立町田高校。会場の駒沢第2球技場は前回の日大桜ヶ丘戦と同じ会場。両校ともこれに勝利すれば都大会出場が決る「全国高校サッカー選手権大会東京都6地区予選決勝戦」だ。
●心配なのは今日の天気だ。東京地方は午後から雷雨の荒れ模様になるということだったが案の定、予報通り4時ごろから雷と大粒の雨となってしまった。しばらくすると雨雲も通り過ぎヤレヤレ、この影響で前の試合が大幅に遅れ、キックオフが5時45分となってしまった。この時間からだと途中からナイター試合になるのは間違いない。観覧席は見渡せばこの試合が決れば都大会出場ということで、両校とも多くの父母、OBが観覧席に陣取っている。夕方で雨の降った後の会場は、昼の試合と比べ、気温も下がり選手は勿論、観戦者達にも恵の雨だ。
●先制点は都立町田高校だった。開始6分、日本学園のピッチに入り込まれ、早くも1点ビハインド、日本学園0-1都立町田高校。敵ながらも見事なシュートだった。エンジンが掛かる前の不本意な1点であったが我が日本学園、気持ちを引き締めここで全員一丸となって反撃開始、前半16分、日本学園はパスサッカーでボールを繋ぎ、相手ゴールに強烈な一発を叩き込み同点、日本学園1-1都立町田高校で前半終了。
●水銀灯も点灯し後半は6時30分スタート、徐々に我が日本学園のボール支配率がアップし、パスを繋いで相手ピッチに攻め込む時間が増えていく。都立町田はたまらず防戦にまわりペナルティーを取られ、フリーキックを日本学園に与える回数が増えていく。そして開始5分、日本学園は相手ペナルティーからフリーキックを得て、ゴール手前の中央から直接フリーキックが決り、技ありの2点目。日本学園2-1都立町田高校と逆転。左にカーブしたボールが選手たちの頭を越え、左端上のゴールネットを大きく揺らす百点満点のロングシュートであった。このシュート技に会場は大歓声!!先日TV中継された日本代表対ウルグアイとの国際親善試合で見せてくれた本多選手の直接フリーキックを見ているかのような会心のパフォーマンスであった。さらに日本学園は相手ペナルティーからのセットプレーの流れで1点追加し、日本学園3-1都立町田高校とし、さらに開始23分にも追加点を加え完全に都立町田高校を引き離し日本学園4-1都立町田高校とした。その後、我が日本学園は数名の選手交代を行い更なる追加点獲得に挑み、ゴールに攻め込むががここで試合終了。日本学園4-1都立町田高校で決勝戦を制した。我が日本学園は「全国高校サッカー選手権大会 東京都大会」に駒を進めることとなった。おめでとう!日本学園サッカー部。
●8月15日学芸大学付属戦、8月18日日大桜ヶ丘戦、そして8月21日都立町田高校戦を勝ち抜いてきた選手、監督、コーチの皆さん、本当にお疲れ様でした。
3連勝に酔うことなく、試合後すぐに「不本意な先制点を取られたこと」、「0点に抑えられなかったこと」、「途中出場で追加点が取れなかったこと」など活躍した選手たちは冷静にレビューをおこない修正ポイントを見出そうと試行錯誤している前向きな姿は頼もしく素晴らしい日本学園サッカー部の伝統。強豪ひしめく東京の高校サッカーですが、日本学園サッカー部は伸びていきます。OBの皆さん・学園関係者の皆さんの絶大なる支援、応援をお願いいたします。
●続く東京都大会に関しては対戦相手、日程などは未定。近々に日本学園中学校・高等学校のホームページ中のサッカー部から発表されますので、そちらをご覧下さい。今回会場に来られなかったOBの皆さん・学園関係者の皆さん、次戦の東京都大会は是非会場に足を運んで快進撃を続ける日本学園サッカー部の応援をお願いいたします。
2 件のコメント:
猛暑の中、3回にわたるレポートありがとうございました。日学サッカー部、都大会でも大活躍を願っています。
都大会出場おめでとうございます。
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