2013年8月22日木曜日

「漢の花園」ANNEX~酷暑に負けるな!クスノキ再生中!

本年1月の大雪で頭頂部に唯一残っていた枝が折れてしまい丸坊主となり、枯死も心配された玄関前のクスノキに若葉の芽生えを確認して2カ月。いま、再生した若葉は、合宿や勉強に励む生徒たちのように、晩夏の日射しを浴びてスクスクと成長しています。がんばれ母校のシンボル!

幹中段の若葉。クスノキの成長の速さを実感!

このクスノキは、大正4年(1915年)11月14日、大正天皇御即位礼記念として旧制・日本中学校・淀橋校舎東南の隅に校祖・杉浦重剛先生・教職員・生徒代表が植樹し、昭和11年・松原校地移転の際に一号館玄関前に移植された5本の内の1本。松原校舎を竣工時から見守ってた母校史の生き証人でもあります。

頭頂部の若葉。折れた部分が見えないほど若葉が繁茂している。

このクスノキを子細に観察しますと、過去に横枝をすべて落とされてきたことが分かります。どのような事情で枝を落としたのか判然としませんが、クスノキは成長速度が速い一方、木質がやわらかいため枝も折れやすいとのこと。クスノキが建材に不向きなのは材質がやわらかいためだそうです。今後も大雪・台風等で折れる可能性があります。母校には保存と美観に配慮した計画的な『剪定』をお願いします!

6月上旬の芽吹きをご覧ください!
http://baisoukai.blogspot.jp/2013/06/annex.html

広報部会 S56卒 永澤

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