2019年10月19日土曜日

日學祭資料室公開を終えて

今年も9/28(土)・29(日)両日待望のニチガク祭が開催されました。
生徒さん達、PTAさん達、そして我が梅窓会を含めた多数の催し物に混じり、1号館2階で1年振りの「資料室」の公開を2日間実施しました。
2日間の入場者は丁度200名。(昨年比104.7%)
属性別状況では、中学校受験生保護者が21名(昨年3名)と大幅増。一方、卒業生が32名(昨年40名)と8名減でした。
一元的見方かもしれませんが、来年の中学受験は期待大。その反面、梅窓会への関心のなさを感じました。

さて、ここで「資料室」公開にあたっての”賛辞の声”2つ程ご紹介致します。

①現在、弊校2年在学中の保護者さん(お母さん)。本人6年前、弊校中学受験を決めたのは、京王線車内広告が他校とは違い「文字のみ」で、「人は得意な道で成長すればよい」を視て自分を十分伸ばしてくれそうな学校と考え、また、帰宅後、弊校を調べると「やはり古く、凄く伝統ある学校」と判り、受験を決意したそうです。
お母さん、当「資料室」は今年で2回目だそうですが、弊校を良く研究されている様で、我々の「説明」は殆どいらなかった程です。お母さんからは「本当に有名な大先輩が沢山排出され、本当に伝統ある学校に入学出来て、本当に良かったと思っています。」と何度も”本当”と云う言葉を使われ、その気持ちが良く伝わってきました。因みにお母さん某短期大学の准教授と某2大学の講師をされていて、ご自身も大変忙しい方の様です。

②某進学塾女性(多分50代?)英語教師の方。近所、松原5丁目(?)に長年住まわれ、ほぼ毎日通勤時に弊校前を通っていたそうですが、「ニチガク祭」開催をたまたま目にし、「どんな学校かな~」と恐る恐る校内に入り、学内の諸々の催し物を視、最後に辿り着いたのが1号館2F「資料室」だったそうです。入ってみると先ず、杉浦校祖が134年前に創立した学校に驚かれたそうです。(こんな古い学校あったのか?)また、その後横山大観・佐々木信綱・永井荷風等々の”7人の文化勲章受章者”、吉田茂総理大臣、岩波書店創始者など超有名人を多数輩出している事に大変な驚きを持たれたそうです。
こちらの先生から「日本学園さん、こんなに歴史が在り、伝統が在り、有名な方々を排出されていた事、初めて知り、感激しました、有り難う御座いました。私、某進学塾で英語を教えています。申し訳ないのですが、生徒達には御校近隣のN・T高、S付属高などは受験に値する学校だと言っていましたが、今日の御校の歴史・伝統を視させて貰って、自信を持って御校の受験を勧めるつもりです。」と大変有難い言葉を戴いた次第です。矢印右もっと機会を設け、「資料室」を開放し、”ニチガク親派”を沢山創ろう!!

(梅窓会 資料室担当 S41卒:阪上 正)

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