そんな中、明大前駅の雰囲気は、今でもS56広報部員の高校時代とほぼ変わることなく、学生街らしい雑然とした活気に溢れています。特に日本学園への通学路は昔のまま。踏切角のラーメン屋、学園通りの区役所出張所、ガード沿いの和菓子屋など、懐かしい風景が息づいています。授業を抜け出して通った「定食おふくろ」も健在。GGメニューのドイツ料理店など無くなった店もありますが、この生き残り状態は見事という他ありません。
そんなタイムスリップを楽しみながら歩くうちに、通りの先に巨木で覆われた日本学園の森が見えてきます。一号館を見上げた時、何かこの建造物が街の守護神のように見えたS56広報部員でありました。
S56広報部員
井の頭線明大前駅の風景 |
京王線のガードをくぐるとそこに坂が。 |
駅からの通学路 |
京王線の高架化で明大前風景も消滅する日が近い? |
2 件のコメント:
昔、通っていた時は何とも思わなかったが、
井の頭線明大前駅なんて、今じゃ若者の憧れですね。
そして世田谷の松原の地、こんな良いロケーションにある学園なんて全国の憧れの的です。
明大前周辺は駅を含めて街の構造がほとんど変わっていませんが、細部を見つめると時の流れを感じます。たとえば昭和50年代には井の頭線吉祥寺方面ホームに「無事湖」という駅員さんの願いを込めた名の小さな池がありました。夏ともなれば濾過機から水面に落ちる水音にかえって暑苦しさを感じたものです。カールなどお菓子のビニール袋が浮いていることもあり、泳ぎ回る金魚が何とも哀れでした。そこに今では駅ビルに通じるコンコースが出来ています。明大前駅は乗降客数の多さに対してホーム幅が狭いのが特徴です。コンコースが無い時代、改札へ押し合い圧し合いしながら登っていったものでした。そんなことを思い出すと、あの小さな無事湖も一服の涼であったような気もします。無事湖、復活してくれないかなぁ。
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