2012年6月8日金曜日

日本学園応援歌


明日6/9(土)待ちに待った「日本学園・体育祭」が開催されます!そのタイミングに合わせて広報部会では、昭和30年頃に作られた母校応援歌を発掘し、このほどyoutubeにアップいたしました。日校健児のみなさま、スポーツ、勉学、仕事に疲れたら“ファイト一発”の如く、元気になれる応援歌を聴いてみよう!



学校の歌といえばまず校歌ですが、母校にはその他にも学園歌、学生歌、応援歌というものがあります。学園歌は正式には日本学園創立100周年記念学園歌と言いまして、文字通り100周年記念事業の一環として制作されました。作詞は音楽家の篠清弘氏(S37)です。この曲は毎年の卒業式でも歌われており、ご存知の方も多いかと思います。

今回ご紹介する応援歌について、私たちは、聴いたこともなく「そういえば生徒手帳に載っていたなぁ」という程度の認識でしたし、昭和30年代、当時生徒だった先輩方にお聞きしても「ほとんど記憶にない」との寂しすぎるお答えでした。そんな悲運の曲ではありますが、この度、多くの方のご尽力によりネットで視聴できる形となり、およそ半世紀ぶりに日の目をみることになりました。いま改めてじっくり聴いてみますと、程良いテンポが心地よく、実にいい曲です。歌詞も、なにがあろうと“力満ちて進みに進む”とヤル気満々。そして土居先生の包容力ある歌声によって、パワーに癒し効果をも兼ね備えた曲に仕上がっているのでございます。

 友竹正則氏(1931-1993)

-作詞は“くいしん坊!万才”の友竹正則氏(元・日本学園 音楽教諭)-
バリトン歌手、詩人、料理研究家など多彩な顔を持っていた友竹氏。広島県福山市の高校から国立音楽大学声楽科に進み、日本学園の音楽教員となります。在職中の昭和3010月、第24回日本音楽コンクールに2位入賞し、声楽家の道へ。昭和36年からNHK「うたのおじさん」としてレギュラー出演、表現力豊かな歌唱でお茶の間の人気を集めました。この時に「大きな栗の木の下で」を“振り付き”で広めた方としても有名ですね。昭和54年~56年末までは、“くいしん坊!万才”の3代目リポーターとして活躍されました。友竹氏が作った学校歌は、郷里の福山女子高校の校歌(現銀河学院)があるそうですが、応援歌としては日本学園が唯一かもしれません。彼は卒業生ではありませんが、ほとばしる歌詞の内容から、学園への愛着がひしひしと感じられます。

最後になりましたが、OBの田尻勝紀様(日本学園初代生徒会長)ならびに吹奏楽部顧問の土居先生に多大なるご協力をいただきました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

梅窓会 広報部会 安藤・宮原・安齋
        会計部会 佐久間(吹奏楽部OB

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

近所のOB
良いタイミングでの日本学園応援歌、ありがとうございます。文武両道を邁進する若き日本学園アスリートにピッタシの応援歌!。

母校を愛するOB さんのコメント...

初めて聞きました。イイ曲です。在校生が応援のたびに歌えるようになるといいですね。歌は人の心をひとつにします。学園でも積極的に練習して効果的に活用していただきたいと思いました。