2013年3月2日土曜日

『Baisoukai Today』 スペシャル・インタビュー②

2月中旬にお届けいたしました『Baisoukai Today』。梅窓会ブログでは同冊子に掲載された記事の中から、限りある紙面では紹介できなかったインタビューをスペシャル版として拡大・掲載いたします。その第2弾は文化部の新鋭、「為替株式学習部」で活躍する中高一貫生の準会員2名が登場!同クラブと「鉄道研究部」を掛け持ちでがんばるバイタリティに、広報部会OBもびっくり!そんなふたりに充実したキャンパスライフと知の格闘について伺いました。

麗澤大学主催「企業経営チャレンジ21」財務部門「優秀賞」「奨励賞」に!

【為替株式研究部】
                          高等学校2年C組  川俣 佑貴(為替株式学習部・部長)左
                          高等学校2年C組  元田 直希(為替株式学習部・副部長)右

■ふたりが日本学園に入学した理由は?
【川俣】
日本学園には大勢の偉人を輩出してきた歴史と伝統があります。また、中高6年間の「創発学」で農業体験や漁業体験ができるなど、他校では体験できないカリキュラムがあることにも魅力を感じて入学しました。
【元田】
僕は受験を控えていた小学校6年生のとき、オープンキャンパスで鉄道研究部のクラブ体験に参加し、そのレベルの高さと楽しさに夢中になりました。鉄研に入部するために入学したようなものですね(笑)
【川俣】
実は僕たちは「為替株式学習部」と「鉄道研究部」の両方に所属しています。「鉄道研究部」では、元田君が部長、僕が副部長を務めています。

■為替株式学習部の活動内容と入部したきっかけは?
【元田】
「為替株式学習部」に入部したのも中学時代でした。先に入部していた友人に「為替株式学習部に入部して、エコノミクス甲子園で優勝するとニューヨークへ研修旅行にいけるぞ、やってみないか」と誘われたのがきっかけです。
【川俣】
僕は元田君に誘われて入部しました。もともと経済学に興味があったので、迷わず入部しました。
【元田】
「為替株式学習部」は為替レートと世界情勢、株式購入体験等を通じて経済・経営学の入り口を楽しく学ぶクラブです。主な活動は東証為替市場の為替予測をする「全国学生円ダービー」や中・高・大学生の株式学習コンテスト「ストックリーグ」、仮想の企業を所有し、経営体験を実践的に学ぶ「知の甲子園」、麗澤大主催「高校生対抗・企業経営チャレンジ21」、そして金融・経済を中心とするクイズで全国の高校生と“金融知力”を競うリソナ銀行主催「エコノミクス甲子園」へも参戦しています。

川俣 佑貴(為替株式学習部・部長)

■過去の戦績と現在開催されている大会は?
【元田】
現在(2012年12月末)進行している「知の甲子園は、参加した各校の中高校生が架空の会社を経営して業績を競う大会です。商品の価格、生産設備への投資、広告宣伝費、技術開発費などを多面的に考え、利益や市場占有率等の状況をコンピューターが分析・判定し、各チームの優劣を決定します。
【川俣】
その予選が2012年11月から2013年1月まであり、全国大会が2013年の早春にあります。競技は2人ひと組になってインターネット上で行います。日本学園からは3チームがエントリーしています。予選の結果はまだわかりませんが、すべてのチームがベストを尽くして戦っています。
【元田】
昨年の麗澤大学主催「高校生対抗・企業経営チャレンジ21」で、財務報告・計算力部門で僕が「優秀賞」、同じ部門で川俣君が「奨励賞」をいただきました。うれしかったです!「高校生対抗・企業経営チャレンジ21」は、ボードゲームスタイルで実際に貸借表、在庫管理、資金繰り表などをまとめて、最終的には決算書まで自分たちで作成し、自分たちの会社を成長させるビジネスゲームです。今年はさらに上位の賞を狙いたいですね!

元田 直希(為替株式学習部・副部長)

■日本学園の魅力と将来の夢は?
【川俣】
入学して5年が経ちましたが、日本学園は自分のやりたいことができる、やりたいことを応援してくれる学校です。それが日学の校風だと思います。
【元田】
特に中高一貫クラスは少人数ですが、それだけ一人ひとりの個性を伸ばせる環境があると思います。四季を感じる広大で自然豊かな校内も他校にはない魅力ですね。
【川俣】
将来は為替株式学習部で学んだことを活かせる経済・経営系学部への進学を考えています。鉄道や旅行も好きなので観光学にも興味があります。いつかは日本全国を旅するのが夢です。
【元田】
僕も経済・経営系学部へ進学し、将来は為替株式学習部で学んだ経済・経営学の基礎と観光学を両立できるような仕事に就きたいと考えています。鉄道・交通業界もそのひとつですね。日学のOBにはJR東日本で活躍された榎本理事長のような大先輩もいらっしゃるので心強いです。

■部長の川俣君から4月の新入生にメッセージを!
【川俣】
経済学や経営学はむずかしいのでは?という中高校生も多いと思いますが、僕たちのやっていることは、その入り口であり、決してむずかしくはありません。むしろ、経済学・経営学をシュミュレーション・ゲームのような感覚で体験しながら、楽しく学んでいます。為替株式学習部は中学生の段階から、社会科学を追求できる全国的にも貴重なクラブです。この春入学する新入生で“社会の仕組みを知りたい”という諸君は大歓迎!ぜひ入部してください!待ってるよ!

為替株式学習部の最新情報はこちら!
http://www.nihongakuen.ed.jp/cumpus/club.php?id=52&pos=0#no6231

取材:2012年12月25日
梅窓会 広報部会 


6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

両クラブの部長、副部長さんは兼任なんですね。インタビューの受け答えも素晴らしい。頼もしい後輩たち、今後も期待しています。にちがくOB

匿名 さんのコメント...
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