ユスラウメ(梅桃:バラ科)
「梅」の名前が付いていますがバラ科サクラ属の果樹です。なるほど、花も桜に似ていますね。サクランボに似た真っ赤な実をつけます。このユスラウメ、上のグラウンドへ登る土手際に横一列に複数の株があり、土手下のユキヤナギの花と相まって、白い花の大群落を作っています。花の季節が終わり次第、葉も枝もグラウンドの砂塵にまみれてしまいます。ちょっと可愛そうなポジションにある樹木です。 *ユスラウメの実はこちら!
http://baisoukai.blogspot.jp/2012/06/vol25.html
コブシ(辛夷:モクレン科)
「コブシ」といえば演歌「北国の春」であります。それほどコブシは他の花に先駆けて早春に咲く、春の訪れを告げる花でもあります。しかし、このコブシを撮影したのは3/19中学校・卒業式の日でありまして”他の花に先駆けて”というほど早い時期でもありません。調べた結果、桜より早く咲くから、というのが理由のようです。こぶしの名前はつぼみが子供の”こぶし”に似ているからだとのことでした。
テルテモモ(照手桃:バラ科)
箒桃(ホウキモモ)と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。観賞用のハナモモ(中国原産)の枝を横ではなく縦に伸びるように改良した品種です。改良を行ったのは日本の研究機関だそうです。ここからは推測ですが、そのウラには「ヨコよりタテに成長した方がスペース効率が良い」という、いかにも日本らしい発想があったような気がいたします。ヨコでもタテでも美しいことに変わりはないのですが・・・
ホトケノザ(仏の座:シソ科)
今月は白系の花が続きますので、最後はピンク系のホトケノザを紹介しましょう。「春の七草」のひとつにホトケノザがありますが、これは本種のことではなく「コオニタビラコ」というキク科の草のこと。本種は食用にはなりませんのでご注意ください、という情報をウィキペディアで読んだときは驚きました・・・。何を隠そう、僕自身も本種が「春の七草ホトケノザ」だとばかり信じていたからです。あな恐ろしや・・・2012年3月紹介の草花はこちら!
http://baisoukai.blogspot.jp/2012/03/vol22.html
2010年3月紹介の草花はこちら!
http://baisoukai.blogspot.jp/2011/03/vol10.html
広報部会 S56卒 永澤
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