2010年10月8日金曜日

日校健児に脈々と流れる文武両道の遺伝子。(その2)

そしてもう一人、日本学園の前身、東京英語学校の出身で大正デモクラシーきっての評論家、長谷川如是閑氏(はせがわ にょぜかん)。
文化勲章受賞者。Wikipedia(オンライン百科事典)などの解説をカイツマンデ説明しますと弓道、乗馬、登山が趣味で特に弓道は相当な腕前だったそうです。さらに登山も本格的で「山又山」という紀行を連載しています。
こういったスポーツ好きなことがベースとしてあったのでしょう。大阪朝日新聞社会部長だった1915年に、京都二中OBに大きな野球大会を開く手はないかと話を長谷川如是閑の元に持ち込まれ、さっそく大阪朝日新聞社主に全国大会を進言し、たった30分の会議で夏の甲子園の高校野球大会の前身である「全国中等学校優勝野球大会」開催が決まったということです。
ということで日本学園のOBが現在の甲子園の高校野球全国大会創設に大きな役割を果たした人なのです。

長谷川如是閑氏については詳しくは以下を見てください。
Wikipediaの長谷川如是閑氏の解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%A6%82%E6%98%AF%E9%96%91

「大阪朝日」時代の長谷川如是閑(序説) 左柄木俊朗著
http://www.info.sophia.ac.jp/sophiaj/Communications/CR-no35-saeki.pdf


長谷川如是閑氏(本校OB。1948年文化勲章受賞、1954年東京都名誉市民にも選出される)

この秋のスポーツ・シーズンから来年の春の入試シーズンまで、在校生たちの活躍が本当に楽しみになってきました。
梅窓会ブログでは、随時彼らの活躍ぶりをスピーディー・アンド・タイムリーにお知らせしていきます。

広報部会 S44卒 中村

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