2011年7月13日水曜日

硬式野球部夏季大会 応援 レポート

既報の通り、野球部の夏季大会は残念な結果に終わり、応援レポートを書く筆も重く感じますが、諸事情で観戦できなかったOB諸兄のために応援レポートいたします。

関東地方も9日に梅雨が明け、朝から猛烈な日差しと暑さで、これぞ夏の高校野球日和といえる日だったのではないでしょうか。さて会場の江戸川球場は東西線の西葛西駅から徒歩5分ほど。改札口を出ると応援に駆けつけた高校生や父兄、OBたちが、かたまって会場の江戸川球場に向かっており、彼らと歩いているとすでに心は完全に応援モードに突入、おおよそ5分ほどで球場に到着しました。
梅窓会メンバーも応援に参加
野球場内に入ってみると我が日本学園は対戦相手校である昨年ベスト4の強豪、成立学園を遥かに上まわる決勝戦を思わせるほどの大応援団で、すでに1塁側スタンドはかなり埋まっている盛況ぶりでした。見渡せば野球部員以外にも、サッカー部、バスケットボール部、バレー部、吹奏楽部などが最前列に陣取り、応援の準備も万端で、透き通るような梅雨明けの青空の下、12時30分に日本学園が先攻で夏の大会が始まりました。


両校とも3回までは相手の様子を見るかのように零点、均衡は4回の攻撃から破られていった。日本学園は2アウト、1塁、3塁にランナー出し先制点を取る絶好のチャンスを迎えるが、ライトフライで3アウト、逆にその裏に1点を入れられ相手に先制点を許してしまう。しかし5回にチャンスが訪れ、ノーアウト満塁の好機を迎え、2ベースヒットで2点、その後さらに1点を追加し、一挙に3人をホームベースに迎い入れ3:1と逆転、応援席は歓喜の渦、渦、渦であった。


5回怒濤の大逆転劇、いくぞ日学!ノーカットでお送りします。
(撮影ブレなどお見苦しい点がありますが、なにとぞご了承くださいませ。)

しかし5回裏ライトに長打を放たれ1点を入れられ3:2。6回裏に日本学園セカンドの選手が熱中症と思われる足の痙攣で退場し、選手交代で試合続行するが、3点を取られ3:5と逆転される。なんとか流れを変えたい日本学園は相手投手の疲れを突いて2点を入れ5:5の同点。「やった!いいぞ!凄い!凄い!」と応援席は、またも歓喜の渦、渦、渦であった。なおも1塁、2塁に逆転ランナーを置くが、ここで相手側は投手交代、この好機が生かせず5:5のまま7回裏を迎える。


再度追いつく。粘りの日学!

日本学園も投手交代を行うが2点を奪われ5:7と逆転される。8回は両校とも0点に終わり、最終の9回を向かえる。日本学園は粘りに粘って1点を返し、再度逆転を試みたが結果は6:7の惜敗で熱い夏の日は終わりました。


試合を通じて感じたことは、負けはしたもののこんなに多くの野球部以外の運動部員達が自分達の練習があるにもかかわらず応援に来てくれたのは、これこそ日本学園の宝であると思いました。部員達は精一杯の声援を送り日本学園運動部の一体感を自ら改めて体感したのではないでしょうか。そして毎年来てくれる吹奏楽部も日本学園の宝であります。ピンチの時でもチャンスの時でも試合を盛り上げてくれるのは彼らがいてくれるからでしょう。

「いざや学ばむ諸共に・・・」日本学園校歌を吹奏楽部の演奏で運動部員、先生、父兄、OBが一体となって一緒に歌うのを見ていると日本学園は宝のいっぱいある素晴らしい学園だと感じた次第です。

野球部の選手諸君、強豪相手に良くがんばりました。いい思い出をありがとう。梅窓会会員の皆様、野球部への変わらぬ力強い応援をこれからもよろしくお願いいたします。

広報部会 S44卒 中村(文)
広報部会 S56卒 安齋(画像)

3 件のコメント:

S56卒 永澤 さんのコメント...

これはすごい!!!当日は球場へ行けませんでしたが映像を見て体が熱く燃えてきた!球児たちの果敢な攻撃と大応援団の迫力が伝わってきます。来年こそは勝ち進んで欲しいと切に思いました。レポーターの中村さん、映像制作の安齋さん、おつかれさまでした。江戸川球場の澄み切った青い夏の空が印象的でした。がんばれ日校硬式野球部!

広報部会S37卒 風間 さんのコメント...

あの炎天下での応援と取材、そして動画制作とほんとうにお疲れさまでした。今回は素晴らしいレポートと動画のセットで当日の感動・感激がよく伝わってきました。
日学硬式野球部よく戦いました! そして日学応援団のパワーは相手を圧倒し、生の迫力はこの数倍だったことでしょう。

広報部会中村 さんのコメント...

あと一歩でした。しかし相手を遥かに凌ぐ運動部員たちの応援にまず感動、追いついて感動、逆転して感動、また追いついて感動。にちがくOB達もいっぱきてくれました。いい試合をOB連中にも見せてくれました。やってくれました。