S37年卒 風間
私の高校時代(昭34~37年)には京王線にまだこんな小型電車が活躍していました。卒業した翌年昭和38年の京王線の電圧昇圧化でこの小型電車も全て本線から消えてしまいました。
毎朝こんな小型電車にすし詰めにされて通学したOBも多かったことでしょう。この時代の朝の殺人ラッシュは今では考えられないもの凄いものでした。高度成長期に突入し、懐かしき東京が消えていった時代だったのかも知れません。あれから49年、京王線も駅も様変わりしたものです。
昭和38年廃止直前の小型電車5両編成。下高井戸駅 昭38年4月
京王線新宿地上駅の小型電車。これが新宿駅 !
駅を出た電車は新宿南口の甲州街道上を走っていた。 昭38年3月
3 件のコメント:
懐かしいですね。昭和40年代前半に京王線で明大前まで通学しました。その時分も朝は凄いラッシュで明大前で降りられないこともあったと記憶しています。自分が通っていたころは緑色の車両は走っていましたが、かなり入れ替わり、クリーム色のモダンな車体になっていたと思います。(ローレル賞を取った車両)貴重な写真ありがとうございました。
中村さんが通学された時代は、昭和38年に消えた緑の小型車に替わって登場したアイボリー5000系の時代ですね。昭和38年は京王新宿駅含めは京王線が大きく様変わりして行く節目だったと思います。
朝のラッシュは相変わらずということは沿線人口の増加に近代化が追いつかなかったのでしょう。まあ京王線だけでなく日本中が激変の時代でした。
下高井戸駅ホームの少しカーブしている姿は、現在でも面影ありますね。車輌自体は今見るとレトロな雰囲気で味わい深く感じます。昭和38年といえば学園HPにも取り上げられたジブリ新作『コクリコ坂』と見事に重なって時代ですね。
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